鑑定士になれる! 金の偽物を見極める方法を伝授「ゴールドプラザ」の『金の真贋・豆知識セミナー』に参加した (5/7ページ)
さらに、金の含有量によって22金や14金、10金などにわけられます」
「そのほかにも、18金をベースに銀などを混ぜたイエローゴールド、ホワイトゴールド、ピンクゴールドなどがありますが、ここまではすべて金種(きんしゅ)の違いはあれど、本物の金と呼ばれるものです。」
では偽物とはどんなものか?
「金の偽物には、2種類あります。まずは金種の低い金を、高く見せかけたもの。もうひとつは、金メッキ(GP)や金張り(GF)のように、表面だけ金のレプリカ品を、金であると偽ったものです。ただ、国内の有名ショップで買うものであれば、偽物はほぼ無いと考えて大丈夫でしょう。気を付けるべきは海外購入するときと、個人売買です」
特に中国製のものは、たとえ24金と書かれていても、日本で鑑定すると22金扱いでの買い取りになることがほとんどだという。
■記者も、真贋の見極めに挑戦
鑑定に用いるのは、1,500円ほどで購入できる10倍ルーペ。
「刻印を確認してみてください。金製品には金種を刻印するのが世界標準なのです。GPもしくはGFと書いてあれば、それはレプリカです。