1DKのインテリアレイアウトのコツ 工夫して部屋を賢く使おう (4/6ページ)
<プライベートエリアは空間を重視して>
「料理や食事をする」ダイニング・キッチンが分かれている1DKの「ワンルーム」。せっかく、「プライベート空間」であるワンルームと、「料理や食事をするエリア」が分かれているので、「空間」を中心にしたレイアアウトがおすすめです。
◎「視線」を遮らないレイアウト
限られたスペースのワンルームでも、「空間」の使い方によっては、広く魅せるレイアウトが可能です。部屋の中でも、家具を配置するエリアと空間のバランスがよいと、居心地のよい部屋になるので、家具があっても空間と感じやすいと言われています。
1DKの場合は、ダイニング・キッチンなどのテーブルなどを分けて考えることができるので、少しお得な気分になるかもしれません。それでも、「視線」を遮られないことが大切です。
部屋の入り口になる場所以外の3面のうち、1面は家具の配置がない、もしくは3分の2は空いているというのもおしゃれなレイアウトの基本。ベッドやソファ、カフェテーブル、ローテーブル、テレビボード、シェルフなどを配置しても、部屋の3面が埋まってしまうことはありません。埋まってしまう場合には、家具が大きいか、インテリアの数が多すぎるか……。
部屋の形状にもよりますが、「視線」の先に窓や壁が見えるのは、部屋を広く魅せる効果があるのでおすすめです。入口の正面に家具を配置する場合でも、低めのインテリアレイアウトでまとめることを考えましょう。窓から入る採光や家具の上部に壁が見えることなどは、レイアウトのポイントです。窓から見える景色や壁のデコレーション、グリーンなどはくつろぎの空間に欠かせないアイテムです。