「ビールの日」に学ぶ、お酒とがんの切っても切れない深い関係とは (3/6ページ)
口腔がん、咽頭がん、食道がんの発生に、このメカニズムが関わっていることは、以前より知られています。
お酒に強い弱いって関係あるの?
酵素ALDHの働きが弱いタイプの人は、飲酒で顔が赤くなり、二日酔いを起こしやすいです。また、東アジア人の男性における調査では、飲酒で顔が赤くなる人では、食道がんのリスクが高いという結果も得られています。*5
日本人は酵素の働きが弱い
日本人では、ALDHの働きが弱いタイプは40%にものぼります。飲酒で顔が赤くなりやすい人は、がん予防においては特に注意する必要がありそうです。*1
そして近年、膀胱がんについてもADHやALDHの働きの弱さとの関連性が指摘されたほか、これらの働きが弱いタイプの人が1週間に純アルコール150g(ビール3.8L相当)以上を摂取した場合、胃がんのリスクをも上昇させることがわかってきました。*2*3
がんになりやすいお酒の種類
また、アセトアルデヒドには、遺伝子変異のみならず、紫外線の発がん性を助長する作用もあると考えられており、とりわけ白ワインと蒸留酒が皮膚がんの一種「基底細胞がん」を生じやすくする可能性があります。*4
女性はとくに乳がんにも注意が必要?

乳がんはとくに注意
飲酒に関して、乳がんについてはより注意する必要があります。