スタンフォード監獄実験は仕組まれていた!?被験者に演技をするよう指導した記録が発見される (3/6ページ)
Stanford Prison Experiment
・実験の被験者たちは演技指導されていた?
カリフォルニア大学バークレー校のベン・ブルム博士が発表した報告書には、「スタンフォード監獄実験は、我々がおかれた社会的役割や状況に人間の行動が大きな影響を受けることを示す教訓としてよく用いられる」と述べられている。
「しかし、より深く、より気がかりな含意は、我々全員の内部に潜在的なサディズムの水源があり、状況の罠にはまってしまうのを待っているということだ」
そのブルム博士は、これまで未発表だったジンバルドー教授の音声記録テープを調査するとともに、実験の参加者数人へのインタビューを試みた。
その結果、22歳の囚人が監獄内の扱いに耐えかねて発狂したという実験で最も有名な場面は、フェイクであることが判明したのである。
当時学生だったダグラス・コルピ氏(57歳)は、試験があったため、実験から抜け出そうと狂った振りをしたことを認めた。
臨床医なら自分が演技をしていたことを見抜いたはず。テープを聞けば、分かりにくいほどではないですよ。私は演技なんて得意ではありませんから。つまり自分はかなりいい働きをしますが、精神障害というよりはヒステリックにやるわけです。(コルピ氏)
加えてコルピ氏は、実験をかなり楽しんでいたことや、看守が危害を加えることは禁じられていたので危機感を感じたことはないとも話した。
波紋なんてありませんでした。怪我させられるなんて絶対ないと分かっていましたから。