スタンフォード監獄実験は仕組まれていた!?被験者に演技をするよう指導した記録が発見される (5/6ページ)
しかも監獄実験は具体的なデータはほとんど提示しておらず、概ね参加者の証言に頼っている。
ジンバルドー教授自身も、実験において中立な観察者ではなく、積極的な参加者だったことを認めている。
つまり結果に影響力を行使したということだ。さらに教授は看守に警棒を渡してもいた。これは行動を矯正するためには物理的な力を行使することが認められると看守に予断を抱かせた可能性がある。
Stanford Prison Experiment: Post-Experimental Interview
・ツイッターでは科学者らの失望したつぶやきが
ブルム博士による調査結果の発表後、ツイッターではスタンフォード監獄実験の正当性が失われたという科学者からの声が寄せられた。
カリフォルニア大学デービス校の心理学者シミーネ・ヴァジーレ教授は、実験者を英雄扱いしていたことに恥ずかしさを感じると表明している。
この仕事を讃えるのは止めねばなりません。反科学的で、教科書から削除するべきです。また多くの点で無責任です。自分の業界がこの仕事とこの男を英雄扱いしていたことを恥ずかしく思います(ヴァジーレ教授)
ニューヨーク大学のジェイ・ファン・バヴェル氏はこの実験がかなり影響力のあるものであることを指摘する。
スタンフォード監獄実験は、教科書にも載っており、抑圧的な体制に自然に馴染む人間の性質を表したものだとされています。これは刑務所の体制や犯罪学の分野を超えて、教訓とされてきました。