海もプールも思いっきり楽しみたいあなたに!【夏の結膜炎注意報】 (1/9ページ)
猛暑の中、海やプールで夏を楽しむ人も多いと思います。楽しく泳いで帰宅したと思ったら、目が赤くなっていたり、ゴロゴロしたり…こんな違和感を感じたことはありませんか?
その目の違和感、もしかすると結膜炎かもしれません。
思いっきり楽しみたい夏だからこそ、事前にしっかり対策できるようにしておきたいもの。
今回は結膜炎について医師に解説してもらいました。
結膜炎とは?
まず結膜とは、白目の表面にあるぶよぶよした透明な皮(眼球結膜)と、まぶたをひっくり返したときに見えてくるピンク~赤色の膜(眼瞼結膜)のことをいいます。
結膜には多くの血管やリンパ組織があります。
眼球結膜と眼瞼結膜は目の奥の方でつながっているので、「コンタクトレンズがずれて目の奥に行ってしまった」というような場合でも、眼球結膜と眼瞼結膜の合わせ目辺りまでで止まり、眼球の裏側に回り込むということは起こりません。
この結膜に何らかの原因で炎症が起こった状態が結膜炎です。