海もプールも思いっきり楽しみたいあなたに!【夏の結膜炎注意報】 (6/9ページ)
また、発熱、のどの痛み、耳の前のリンパ節の腫れや痛みなど風邪症状を伴う場合もありますが、絶対というわけではありません。
アデノウイルス8型が原因の場合は、結膜細胞に馴染みやすく結膜炎の症状は強いですが、それ以外の全身症状は起こさないことが多いです。
いずれも感染力が非常に強く、顔を拭くタオルの共用などでも感染することがあります。
一度感染しても、微妙にタイプの違うウイルスが多数あるため免疫が成立しにくく、何度もウイルス性結膜炎にかかるということが起こり得ます。
治療については、アデノウイルスには特効薬がないため自然に治っていくのを待つことになります。
多くの場合は後遺症を残さず治りますが、最悪の場合は眼瞼結膜に凸凹ができるため黒目をこすって傷つけてしまい、細菌感染を合併して角膜に穴が開き失明してしまうという例も、ごくまれにあります。
感染拡大の危険性について
咽頭結膜熱と流行性角結膜炎はいずれも集団生活で拡大する可能性があり、学校保健安全法において出席停止が必要な病気に指定されています。
咽頭結膜熱は症状が消えた後2日経過するまでの間、流行性角結膜炎は医師が感染の恐れがないと判断するまでの間、出席することができません。
流行性角結膜炎の基準があいまいなのは、ウイルスの微妙な型により何日で改善するか予想が難しいためです。
検査・診断について
結膜炎の診察時に、人にうつるものなのかどうか、何日で治りそうか、ということは眼科医にもなかなか予想がつきません。