「みんなに幸せを」現役大学生が投げかけるオリンピックへの疑問 |「結局どうなの? 五輪ボランティア」 第1回 (7/7ページ)
みんなが幸せになってほしいなと思います。
――ありがとうございました。
若者の現状や今後の日本のことなど、さまざまな思慮があり、若者の声を代弁してという思いがあったように感じられた松本さん。
参加したいと思っても参加しにくいハードルの高さがある、東京オリンピック・パラリンピックボランティア。そして、それを学生に強制するような気配を発しているように捉えられている組織委員会のやり方には、改善の余地がまだまだあるでしょう。
参加する人が希望を持てる要素はどこにあるのでしょうか? それを追って次回、リオデジャネイロオリンピックで、日本からボランティアに参加した、東京外国語大学の新山美紗子さんにお話しを伺います。
取材・文・撮影/学生の窓口編集部
イラスト/オカヤマ
【バックナンバー】
#1 「みんなに幸せを」現役大学生が投げかけるオリンピックへの疑問
#2 リオ経験者に聞いた、オリンピックボランティア参加の価値
#3 ほんとに五輪ボランティアやりたいの? 参加予定の大学生に聞いてきた
#4 五輪ボランティアは問題山積み? 国際ボランティア学会長が説くあるべき形
#5 関係者に聞く。組織委員会の求めるレガシー、そして五輪が目指す未来とは?