「みんなに幸せを」現役大学生が投げかけるオリンピックへの疑問 |「結局どうなの? 五輪ボランティア」 第1回 (4/7ページ)

学生の窓口

ただ、僕は日本のオリンピックボランティアにあんまり希望が持てない感じがあります。

――ボランティアの申込者を増やすならどうしたらいいと思いますか? 組織委員会に言いたいことはありますか?

お金出せよと。そうしたらすぐ人が集まると思います。それが難しいのであれば、10日間は長すぎますね。1日2日くらいでやれればもっといろんな人が参加しやすくなると思います。

しかも事前研修への参加が必須もあって、参加のためのハードルが高いですよね。ボランティアなんだからもっと柔軟にしてほしい。奉仕の精神を求めてって言いながら縛りがきつすぎますね。

――なぜ、日当などのお金を出さないんだと思いますか?

過去のオリンピックと同じようにやっているだけだと思います。前例がないから。ボランティアじゃなく、短期職員とかに形を変えて募集すればいいのにって思います。

――組織委員会に松本さんが一番望むことはなんでしょう?

ほっといてくれることですね。やりたい人がやればいいだけなので、それでたとえ集まらなくても、やりたくない人を無理に巻き込まないでくれって言いたいです。

――松本さんが考えるに、オリンピックとはなんなのでしょうか?

多数派のお祭りだと思います。お祭り自体は嫌いじゃなくて、大学では学園祭の実行委員をやってるくらいなんですけど。ただ、どうしてもそういうのって押し付けがちになっちゃうんですよね。

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