リオ経験者に聞いた、オリンピックボランティア参加の価値 | 「結局どうなの? 五輪ボランティア」第2回 (4/9ページ)
考えの出発点が異なるように思えるのですが、比べるなら学園祭実行委員会とか生徒会役員とかが合っているように思います。そういう直接的な利益を受け取っていないものと同じ部類だと思っています。
みんながやりたがっていたかって言うとそうじゃなかったですし、とはいえ生徒会役員の選挙をやると一定数は手が挙がるって考えると、その人たちにとっては魅力やプラスになるものを感じていたんだろうなって思っています。
私はリオでボランティアをやっていましたが、私個人の感想としては、お金をもらっていなかったからこそ、のびのび活動できていたなと思います。やりたいようにやっていて、自分なりに考えてもっとこうやりたいってことも言えたり、チームの中では純粋に助け合いの精神で活動できたりがあったと思うので、お金をもらうと逆に硬くなっちゃうかなと。やってみた経験として、労働とは違うと思いました。

――リオオリンピックのボランティアはやった価値があったと思いますか?
日本では、今回担当した言語サポートのようなことができる機会がないので、そういった経験を求めて参加しましたし、一緒に参加した人もそういった経験を求めて参加した感じです。現地でいろいろな経験ができたので、とても良かったと思っています。
――言語サポートとはどのような活動なのでしょうか?
言語サポートボランティアという役割で私が担当したのは、主に紙媒体のメディア関係者が集うメインプレスセンター内での活動です。
具体的な活動内容としては2種類あって、英語版ニュースに載せる日本人選手のインタビュー原稿の翻訳チェックがひとつ。