関係者に聞く。組織委員会の求めるレガシー、そして五輪が目指す未来とは? | 「結局どうなの? 五輪ボランティア」第5回 (2/9ページ)

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組織委員会の求めるレガシー、そして五輪が目指す未来とは?

最後となる第5回では、東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会にボランティア検討会議委員として関わる、文教大学准教授の二宮雅也先生にお話しを伺います。 


二宮雅也 文教大学准教授
日本財団ボランティアサポートセンター参与。特定非営利活動法人日本スポーツボランティアネットワーク理事。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ボランティア検討会議委員。著書に『スポーツボランティア読本』(悠光堂)などあり。


ーー世間ではオリンピックボランティアの募集要項に関して、組織委員会に批判が集まっていますが、二宮先生としてはどうお考えでしょうか?

まず全国の学生に応募を促進するということにあたってですが、地方の学生に配慮がなされていれていない。私として、そこは声を大にして批判したいところです。

活動日数が10日間という長い日程にも関わらず、地方からの交通費や宿泊場所への補助が全くない。文部科学省やスポーツ庁が全国の大学に文書を出しながらも、実際は東京にいる学生にしか参加しやすい環境がないのは不公平だと思います。

地方にもたくさんの学生がおり、関わりたいと思っている学生もたくさんいると思います。奨学金の返済などが問題になっているこのご時世、実際の負担額を考えると、参加が難しい地方学生も多いはずです。地方学生にぜひ参加して欲しいと言いながら、時間もお金も本人に出させて、来られる人だけ来てくださいでは、意義ある応募促進とはいえませんよね。

今からでもなにか地方の学生が参加しやすいような準備を整える必要があるでしょう。

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