関係者に聞く。組織委員会の求めるレガシー、そして五輪が目指す未来とは? | 「結局どうなの? 五輪ボランティア」第5回 (7/9ページ)
だからこそ委員の我々がボランティアってこういうものなんですよって、伝えているところでもあります。
今の組織委員会の人もオリンピック・パラリンピックをやるのは初めてです。だから、いろいろうまくいってないところも多い。それは我々が変えて行けなければいけないところだと思っています。だんだんと浸透してきているので、これから良い方向に向かっていくと思いますよ。
ーー最後にこの企画を締めくくるものとして、学生に対してメッセージをいただけますか?
いろんな意見が飛び交って盛り上がっている東京オリンピック・パラリンピックで、よくわからないことも多いと思いますが、学生にはよくわからないものこそ体験してほしいと思っています。
学生にオリンピック・パラリンピックの意義はというなら、これまでの歴史も含めてこんな大きなイベントをなぜやっているのか、それによってどんなことが起こっていて、なにを伝えようとしているのか、そういうことを自分なりに考えてみてほしいと思います。
自分なりに疑問を持ってみてほしい。そして参加してみて、何が得られるのかを実際に体験して、自分の大事な経験にしてほしい。
4年に1回、世界のどこかで開催され、世界中の人が集まるイベントで、それが身近な日本の東京で行われる、そんなチャンスはこの先あるかないかわからない。せっかく経験しやすいチャンスがあるんだから、体験してみて、それからいろいろ考えてみるのがいいと思います。迷っているならぜひチャレンジしてほしいです。
ーー二宮先生自身が考える、オリンピック・パラリンピックの意義についても教えていただけますか。
平和への願いですね。オリンピックは「平和の祭典」として始まりました。オリンピック憲章にも平和というメッセージはあります。