CIAの極秘UFO調査計画「プロジェクト・ブルーブック」に記載されていた10の奇妙な事案 (6/10ページ)

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 しかし空軍が徐々に流し始めた情報によると、当時彼らは「プロジェクト・スノーバード」というミッションで、夜間にテスト機からフレアも投下していたのだという。

 この発表を受けて、実際に飛行機からフレアを投下するという実験も行われたが、フェニックスで目撃された光とは似ても似つかない結果しか得られていない。


・4. ワシントンUFO乱舞事件

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 1952年7月19日、ワシントン国際空港の管制のレーダーが7機の機影を捉えた。

 ワシントンDC中で目撃されたそれは、オレンジ色の光で、浮き上がるとすごい速度で乱舞しては、再び空中で静止したという。

 警察には怯えた住人からの通報が鳴り止まず、町の通信システムは完全にダウンした。

 政府は、その正体は気象観測気球であったと発表。

 しかし気象観測気球は小さいため、通常はレーダーに映らないし、7つも同時に飛ばされることなどない。しかも管制官が見たこともない速度で飛行するなどありえない。

 プロジェクト・ブルーブックの関係者は、町でパニックが生じていたことから、一般人は異星人やUFOの存在には耐えられないだろうと考えた。

 これ以降、政府は、UFOの存在を主張する者がいれば、ガスライティング(偽情報を流して、その者の記憶や正気を疑わせるよう仕向ける手法のこと)を行ったり、薬物中毒であると主張して、その者の信頼を損なわせるべく働きかけるようになったという陰謀説が誕生する。
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