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CIAの極秘UFO調査計画「プロジェクト・ブルーブック」に記載されていた10の奇妙な事案
CIAの極秘UFO調査計画「プロジェクト・ブルーブック」に記載されていた10の奇妙な事案


 1947年、第二次世界大戦は終結したものの、冷戦時代に突入し、米ソ間の緊張は高まるばかりだった。

 その年、UFOの目撃記録が異常なまでに多いのは、人々が警戒しており、空を常に気にしていたからかもしれない。CIAは、ソ連(現ロシア)が米国を遥かに凌駕する兵器を開発した可能性を常に念頭に置いていたのだ。
 
 1940年代に発生したいくつかの事件によって、米政府はUFOに関する質問への回答を迫られる。こうした状況を背景に、政府とCIAは極秘計画「プロジェクト・ブルーブック」を発足させた。

 その目的は、それがアメリカの脅威であるのかどうか判断することと、そのテクノロジーを解析することだ。

 エドワード・ラッペルトの指揮のもと、政府に寄せられた12,000件もの事件が調査され、「未確認飛行物体(Unidentified Flying Object)」という用語が考案される。「UFO」という言葉はこうして生まれた。

 UFO目撃事例のデータを科学や心理学によって分析した結果、そのほとんどは合理的に説明がつくものとして棄却された。

 しかし、わずかに残ったきちんとした説明がつかない事例もあったようだ。

・10. ケネス・アーノルド事件

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 1947年、アイダホ州から自家用飛行機で飛行中だったケネス・アーノルドは、レーニア山付近で9つの銀色の円盤を目撃した。

 それは極めて速く、彼の推定では、高度3000メートルを時速1900キロで飛行していた。これは大戦中に存在した飛行機の平均時速の2倍である。また大きさは30メートル程度と推定されている。

 連絡を受けた当局は、付近に気象観測気球がないことを確認。彼の証言を、きちんと説明することができなかった。

 この一件にマスコミが食いつく。
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