都会の真ん中に「ゴーストタウン」出現! まもなく再開発の「古き渋谷」桜丘町を歩く (4/4ページ)

Jタウンネット

塀の右側が再開発エリアだが、左側では人が出入りする平凡な日常になっている
塀の右側が再開発エリアだが、左側では人が出入りする平凡な日常になっている
渋谷駅方面に歩く人の横でも解体作業が
渋谷駅方面に歩く人の横でも解体作業が

再開発事業は2023年に完了するとのことだが、一体どんな景観が出現するのか。そのヒントはJRの線路を挟んだ東側にある。こちらには旧東急東横線高架の跡地を活用した複合施設「渋谷ストリーム」が18年9月に開業している。同じ東急不動産が東急電鉄と共に開発・開業させた施設である。

渋谷ストリームの一角。右手のビルは再開発されずに残ったもの
渋谷ストリームの一角。右手のビルは再開発されずに残ったもの

渋谷川を整備し、高さ180メートルのビルと商業施設を入居させた大規模な再生事業だが、今時のよくある複合ビルディングという印象は拭えない。一方、至近には開発区域に入らなかった雑居ビルが立ち並ぶエリアが残っており、両者の景観の差異が際立つ。

計画が完成すれば、先刻記録した雑多で猥雑なビル群も、現代的かつ金属的で無機質なビル群に変貌するのだろう。渋谷ストリーム周辺と同様の光景が現れると思われる。さらにこの区域の西側に隣接するエリアも「ネクスト渋谷桜丘地区」として再開発計画が策定されている。

渋谷駅西口から見る光景。再開発が進めばこの景観は一変する
渋谷駅西口から見る光景。再開発が進めばこの景観は一変する

今、桜丘町に限らず渋谷は各所で再開発の真っただ中で、クレーンの槌音が響いている。大きな転換期にあるこの街の日常は、こんな風にして変わっていくのだろう。今回は広範囲な開発だったため話題になっていたが、もっと小さな形で消えていく古き渋谷の情景も記憶にとどめておきたい。

「都会の真ん中に「ゴーストタウン」出現! まもなく再開発の「古き渋谷」桜丘町を歩く」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る