ノリ、なあなあ、捨てぜりふ…歌舞伎から生まれた言葉たちを一挙36個紹介! (5/7ページ)
ここぞという場面
(歌舞伎)その役の本心を明らかにする大切な場面を「性根場」と呼んでいたことから転じた
●千両役者=「才能や力量が他から抜きんでている人」のこと
(歌舞伎)1年間で千両(約1億円)稼ぐ役者。最初の千両役者は二代目市川團十郎とされている
●捨て台詞=別れ際に言う、相手を脅す言葉
(歌舞伎)台本に書いていない台詞を臨機応変にいうこと
●世話女房=こまめに夫の面倒をみて、家庭内をうまく切りまわす妻
(歌舞伎)世話場に登場する町人や農家の女房
●だんまり=押し黙ってしゃべらないこと。「だんまりを決め込む」という常套句に
(歌舞伎)暗闇という設定の舞台上で、数人の役者が一言もしゃべらず、探り合いをしながら動く演出
●とちる=台詞を言い間違えたり、演技を間違えたりすること
(歌舞伎)台詞を忘れたり、間違えること
江戸時代では座席を前から「いろはにほへと・・・」で割り振っていた。「とちり」の座席は、前から7~9列目に当たり、舞台を見渡せて花道も見え、役者の失敗がよくみえるから「とちり」と呼ぶようになった説がある。
また、とちり席は良席とされていたため、俗に「歌舞伎はとちりがいい」と言われた
愛媛県の芝居小屋の内子座
●どさ回り=決まった劇場をもたず、地方巡業をすること。