ポケGOで中高年が健康に?! そこから見えてくる「都市デザインと健康」 #発掘おもし論文 (7/9ページ)
研究の面白い点とつらい点は?
――先生の研究で面白いと思われるのはどんな点でしょうか?
樋野准教授 仮説を立てて、検証を行い、結果が仮説どおりだったという際にはやはり面白いと感じます。位置情報ゲームと歩数についての研究では、ほぼ仮説どおりの結果になっていますので面白かったですよ。
――逆に研究のつらいところとは?
樋野准教授 つらいところは……特にありません(笑)。調査を行って結果が出ないとか、そのようなことはよくありますので。
――都市デザインの研究という点ではいかがでしょうか? 面白いこと、つらいことはありますか?
樋野准教授 そうですね、進学先を選択する学生に学科の紹介をするときには「他分野との連携が面白い」と言います。
例えば、位置情報ゲームと健康という研究であれば医学系、公衆衛生分野の先生たちと一緒に研究をするわけです。「都市環境と犯罪」という研究なら法学や心理学、犯罪学の先生たちと連携して行います。
都市計画・まちづくりというのは極めて幅の広い分野なのです。都市計画に対しては多様な要望と課題が挙がります。それに応えるためには、一つの専門性では駄目で、他の専門の先生方と一緒に進めていかないといけません。そこが面白いところでもあるし、うまくいかない場合は逆にそれがつらい点になるかもしれませんね。