美空ひばり没後30年、知られざる「不死鳥お嬢伝説」 (1/5ページ)

日刊大衆

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 不世出の大歌手・美空ひばりがこの世を去ったのは、元号が昭和から平成に変わった直後、1989年(平成元年)6月24日のこと。

 没後30年となる歌姫にまつわる秘話を公開!(文中一部=敬称略)

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 ひばりの私生活といえば、小林旭との結婚・離婚が知られている。だが、その少女時代には、初恋とも言える意中の人物がいた。

「ひばりの相手役としてスカウトされて、歌舞伎界から映画界へやって来た中村錦之助(のちの萬屋錦之介)です。共演が多かった2人は、私生活でも相思相愛の関係だったといわれます」(映画関係者)

 ひばりは錦之助を“錦兄”と呼び、兄のように慕っていた。

「ただし、当時のひばりは10代で、常にステージママである喜美枝さんがついていた。実際、どの程度のつきあいだったか、正確には分かりません」(前同)

 結局、結婚という形で結ばれることはなかった。

「ただ、錦ちゃんは、ひばりの晩年に病床をたびたび見舞ったといいます。2人には男女の色恋を超えた、精神的な結びつきがあったのかもしれません」(同)

 また、彼女には婚約破棄の経験もある。それは、20歳になる直前の1956年(昭和31年)のこと。相手はビッグバンド「小野満とスイング・ビーバーズ」のバンマスである小野満だ。

「8歳年上の小野さんは、“大スターのひばりさんを家に縛りつけることはできない”と考え、結局、結婚を諦めたといいます」(レコード会社関係者)

■元夫・小林旭との出会い

 小林旭との交際はそれから約6年後、雑誌『明星』での対談がきっかけだ。

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