浅田美代子「この年でベッドシーンをやるの!?」ズバリ本音で美女トーク (2/5ページ)

日刊大衆

そのときはベッドの脚にしがみついていたの。「あんた、自分で決めたんでしょ」って、親も困っていましたね。

――“おてんば”なイメージ、そのままですね。そんな浅田さんが、45年ぶりに主演を務められた映画『エリカ38』ですが、実際にあった女詐欺師・山辺節子の事件をモデルにしているんですね。しかも、企画をされたのは、昨年亡くなった樹木希林さん。

浅田 ばぁばとは『時間ですよ』以来のつきあいで。

――ばぁば?

浅田 ご一緒したドラマ『寺内貫太郎一家』(TBS系)で“きん”というおばあちゃんを演じていたこともあり、共演していたヒデキ(西城秀樹)も「ばあちゃん」って呼んでいたんですよ。でも、プライベートでお孫さんができてからは、みんな「ばぁば」って。娘さんの也哉子ちゃんも「ばぁば」って。電話も「ばぁばですぅ~」って、かかってきたんですよ。

――仲が良かったんですね。

浅田 そうですね。当時の私は、妙に生意気でね。『時間ですよ』のときも、田舎から出てきたお手伝いさん役だから、前髪を上げて、おでこを出したほうがかわいいよって言ってくださったんだけど、本番5秒前に髪おろしちゃって(笑)。

――反抗したんですね。

■樹木希林が水面下で動いて

浅田 それで怒られて。でも、それがきっかけで仲良くなって、その関係が公私にわたって45年続きました。映画の話に戻すと、この事件があったときに、ワイドショーでやっていて。「これなら美代ちゃん、演じられるんじゃない」って話を振られて「えー! でも、私には来ないでしょ」ってやりとりがあったけど、水面下でいろいろと動いてくれたみたいで。

――台本を読んで、いかがでしたか。

浅田  ばぁばとは「単なる女詐欺師の話じゃなくて、“女の悲しさ”みたいなのが出せるといいね」って話したんです。劇中では、渡部聡子という名前で、彼女がどうしてこういう事件を起こして、どうしてこうなったのか……。

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