浅田美代子「この年でベッドシーンをやるの!?」ズバリ本音で美女トーク (3/5ページ)

日刊大衆

表現するのは難しいとは思いましたが。

――演じたエリカこと渡部は、どんな女性ですか?

浅田  本性は詐欺師じゃないとは思いましたね。実はつい先日、偶然にも福岡の大牟田に行ったときに寄ったレストランが、本人(山辺)がお客さんを連れてよく来たというところだったんです。そのときに、そこの女将さんが「ホントにかわいくて、いい人なのよ~」って言っていたんですよ。

――いい人ですか。人たらしだったんですかね。ちなみに、演じる中で心がけたことはありましたか。

浅田  いかにも詐欺師っぽい、「この女、怪しくない?」っていう感じにはならないようにしたいなって思っていろいろ考えてたときに、ばぁばから助言をもらって。

――どんなことでしたか?

浅田  プライベートで動物愛護の活動をしているんですが、その話になると、すごく一生懸命になれるんです。そしたら、「美代ちゃん、それなんだよ。そうしたら、みんな、ついてくるでしょ」って言われて、そういうことかって。

――なるほど。他にも?

浅田  ばぁばに昔から、役は扮装で決まるって言われていたので、衣装はほとんどが自前でした。

――渡部の母親役を希林さんが演じられましたね。

浅田  ばぁばとの撮影の日が、たまたま私の誕生日と重なってね。ばぁばは毎年、誕生日になると温泉や食事に連れて行ってくれたんだけど、この日は現場で『赤い風船』を歌ってくれてね。それを聴いて「今年も一緒にいてくれたんだ」って、ちょっと涙が出ましたね。

■タイで若い男性とラブシーン

――いい話ですね。ところで、劇中、逃亡先のタイで若い男性とラブシーンをされましたね。

浅田  最初に台本を読んだときに「この年でベッドシーンをやるの!?」って。まぁ、大したことじゃないんでしょうけど(笑)。

――やっぱり、恥ずかしいなって思ったんですか。

浅田  私、これまでもほぼ、そういうシーンって演じたことがなかったんですね。映画『釣りバカ日誌』のときだって、「合体!」って文字で表現していたでしょ。

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