医療用AI(人工知能)の画像診断技能は人間医師に匹敵することが明らかに(英研究) (1/3ページ)
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急速に発展しているAI(人工知能)だが、特に医療向けのAIの可能性は大歓迎されている。
医療用AIにより診察の負担が軽減されれば、医師は患者と向き合う時間が増えるし、患者一人一人に合わせた治療すらできるようになるかもしれないからだ。
そうした中でも急成長しているのが画像解析に用いる医療用AIである。
この分野はディープラーニング(深層学習)という機械学習法によって目覚ましい進歩を遂げており、その成果はがんや目の症状といった病気の診断に応用される。
画像を使った病気の診断に限れば、AIはすでに人間のお医者さんに匹敵するくらいの性能を備えているのだという。
・医療用AIは人間と同等の診断技能を有していることを確認
画像解析向け医療用AIによる最新の成果の中には質の低い研究も散見されることから、限られた研究に基づいているに過ぎないと警鐘を鳴らす意見もある。
また、AIの性能の評価はまだ定まっておらず、ディープラーニングによる画像解析技術が人間の技能に追いついたのかどうかはまだ疑問視されている。
今回紹介する研究は、この問題についての初となる包括的なレビューであり、結果としてAIは人間と同等の診断技能を有していることが確認された。
まず、関連研究を最初に検索した時点では2万本以上がヒットした。
しかし、きちんと人間の病気を対象とした良質なデータを報告し、単独のデータセットの画像を用いて訓練されたシステムを評価しており、かつ人間の医師に同じ画像を診断してもらい、その結果を比較した研究はたったの14本しかなかった。
その14本の研究からもっとも有望な結果を集めると、AIは病気を87%の正解率で検出できることがわかった。