自作「鳩サブレー」焼き続けた10年間 その執念はどこから?「完全再現」めざす猛者に聞いた (1/2ページ)

Jタウンネット

左は第84弾、右は第1弾の手作り鳩サブレー(画像はわくわくさんのブログより)
左は第84弾、右は第1弾の手作り鳩サブレー(画像はわくわくさんのブログより)

鎌倉銘菓として知られる、豊島屋の「鳩サブレー」。かわいらしい鳩型が特徴で、素朴なバターの味が懐かしさを感じさせる、幅広い世代に人気のお菓子だ。

そんな鳩サブレーの作り方を独自に研究し、10年にもわたって再現しようと奮闘を続ける猛者のブログがある。


左は第84弾、右は第1弾の手作り鳩サブレー(画像はわくわくさんのブログより)

ブログ名は「わくわく何でもチャレンジ♪」、作成者は「わくわく」さんと名乗っている。

最初の挑戦は2008年6月で、それから80回以上も鳩サブレーの再現を行っている。18年12月投稿の第84弾を見ると、焼き加減から形までかなり本物に近い状態だ。

しかし残念なことに、「わくわく何でもチャレンジ♪」が掲載されているYahoo!ブログは、19年9月1日をもって記事の投稿・編集機能を終了。12月15日にサービスを完全終了し、それをもって記事の閲覧もできなくなる予定だ。

鳩サブレーも完成形に近づいてきたことだし、わくわく何でもチャレンジ♪も10年の歴史に幕を閉じるだろう――誰もがそう思っていたが、なんとブログはYouTubeに移行。「わくわく何でもチャレンジ」というチャンネルを開設し、わくわくさんが第1弾からブログを読みながら当時を振り返るという独特な雰囲気の動画を投稿している。

尋常ではない鳩サブレーへの執念。わくわくさんはなぜこんなに鳩サブレーにこだわるのだろうか...。

そんな疑問を解決すべく、2019年9月25日、Jタウンネットはわくわくさんを取材した。

最初は魚焼きグリルで焼いていた

わくわくさんは動画内で過去を振り返り、お菓子作り自体が初心者だったと話している。実際、初期のころはオーブンがないため魚焼きグリルでサブレーを焼いたり、鳩の型は針金で作ったりと、家にあるもので頑張っている感じが伝わってくる。

そもそもなぜ鳩サブレーを作ろうと思ったのか。わくわくさんはその理由を、

「材料表記を見てシンプルなので簡単に作れると勘違いしてしまったため、自分で作ろうと思ってしまいました」

と話す。

鳩サブレーの原材料は小麦粉、砂糖、バター、鶏卵、膨脹剤と、たしかにシンプルだ。

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