恐竜は実はもふもふだった?! ミステリー小説にも似た恐竜研究のロマン (8/8ページ)
私の場合も楽しいからやっているわけで、興味を持ってやればその先は見えてきます。それはどの分野でも同じだと思います。何の分野でも深めていけば楽しいものです。
――ありがとうございました。
田中先生はご自身で「私がやっている恐竜の卵の研究は、恐竜研究の中では少し外れたところにあります。しかし、調べてみるとわからないことがたくさんあって、突き詰めていくと新しい発見があり、それがとても楽しい」とおっしゃっていました。
未知の領域に切り込む研究者は、極上のミステリーのような楽しさを味わうことができるのでしょう。田中先生の研究成果によって、未来の子供が読む理科の教科書は大きく書き換わるかもしれませんね。

愛知県生まれ。筑波大学 生命環境系 地球進化科学専攻 助教。博士(Ph.D.)。
2008年、北海道大学 理学部 地球科学科卒業後、カルガリー大学へ留学。2017年、カルガリー大学 地球科学科修了、博士号取得。2017年、名古屋大学 博物館 日本学術振興会特別研究員SPDを経て現職。
2012年『University of Calgary Outstanding M.Sc. Academic Achievement Award』、2013年『Edwin H. and Margaret M. Colbert Student Poster Prize』、2016年『University of Calgary Outstanding Ph.D. Academic Achievement Award』を受賞。
監訳書に『恐竜の教科書 最新研究で読み解く進化の謎』(創元社、2019年、共同監訳)などがある。
(高橋モータース@dcp)