人体実験から炭疽菌まで。本当に行われていた恐ろしい10の科学実験 (7/9ページ)

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・3. 台風を消し去ろうとしたストームフュリー計画

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image credit:Wikimedia commons

 誰もが気まぐれな天気に泣かされたことがあるだろう。それを解決しようと、アメリカ政府によって英雄的なプロジェクトが実施されたことがある。

 1962~83年に実施された「ストームフュリー計画」である。

 計画内容は、飛行機にヨウ化銀を積み込んで台風の目の中に投下するというもの。こうすることで水分が過冷却され、台風はその力を維持できなくなるとされていた。

 当初、計画は順調に進んでいるように思われた。台風が消え去ったかのように見えたからだ。

 しかし後の研究によって過冷却された水分は台風を消し去るには不十分であり、まったく意味がなかったことが明らかとなった。

 最初に成功したように思われたのはただの偶然だったのだ。計画の関係者もまた気まぐれな天気に泣かされたのである。
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