学問の面白さってなんですか? 「星」を好きな少年が天文学博士になるまでの過程を聞いてみた #学問の面白さ (4/7ページ)
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#学問の面白さってなんですか
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アマチュアが活躍できる分野については、「Xの学問」と「Yの学問」というのがありまして……
●Xの学問の例
Mathematics(マスマティックス):数学
Physics(フィジクス):物理学
●Yの学問の例
Biology(バイオロジー):生物学
Chemistry(ケミストリー):化学
Astronomy(アストロノミー):天文学
語尾が「エックス(X)」になる学問は、多様な現象の裏に隠れた唯一の法則を見いだそうとするものですから、アマチュアが活躍することは非常に難しいのです。
一方、語尾が「イー(Y)」になる学問は、多様さそのものに注目するものです。多様さは少数の研究者だけでは調査できないので、一般人でもすごい研究ができるわけです。植物学の牧野富太郎先生や、天文学も、そのような学問の一つですね。
――なるほど。先生ご自身の研究の面白い点はどんなことでしょうか?
流星にはお母さんとなる「彗星」があります。彗星は太陽に近付くと氷などが解けて尾を引くようになるので、彗星として観測できるわけです。
その彗星から砂粒なんかが出て、これが地球の大気圏に突入すると流星に見えるのですが、私の研究はこの流星と彗星の両方に注目していて、流星を調べることでお母さん(彗星)の様子も分かるのではないかと気付いたのです。これが面白い点です。

また、私たちは「ほうおう座流星群」の出現を予測することに成功しました。その母親は19世紀に観測されて以来行方不明になっていたブランペイン彗星なのですが、現在では氷が解けてなくなってしまい、小惑星になったと考えられています。