学問の面白さってなんですか? 「星」を好きな少年が天文学博士になるまでの過程を聞いてみた #学問の面白さ (1/7ページ)
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"Education is a progressive discovery of our own ignorance."
– Will Durant (勉強とは自分の無知を徐々に発見していくことである。)
あまり勉強に熱が入らない大学生も多いのではないだろうか。もしそうなら、かなりもったいない。この連載では、勉強する意味を見出せていない諸君に向けて、文系・理系の様々な学問を探求する「知的好奇人」達からのメッセージをお届けする。ちょっとした好奇心が、諸君の人生をさらに豊かにしてくれることを祈って。
国立天文台 副台長の渡部潤一博士にお話を伺いました。渡部先生は、日本を代表する天文学者であり、「流星と彗星(すいせい)研究」の第一人者です。

――渡部先生が天文学の研究に進むきっかけは何でしたか?
子どもの頃は、星を見るか、虫を捕るか、ラジオを作って聞くか、まあそのようなものしかなかったのですが、わたし自身が理科少年だったので、大体一通りはやりましたね。ただ、アポロ11号の月面着陸や、火星大接近があったことも影響して、だんだんと天文に興味が傾いていきました。
決定的だったのは、小学6年生のときに「ジャコビニ流星群」を観測したことです。当時はすごい数の流星が見られると話題になっていました。