安倍首相「桜を見る会」 芸能界とのパイプ役“謎の紳士” (3/4ページ)
結局、『桜を見る会』は、有力政治家が、日頃お世話になっている地元の支援者を東京に招き、有名人と楽しいひと時をすごして“上級国民気分”を味わってもらおうという税金の私物化イベントにすぎません。モリカケ問題と同じく、支援者や友人にだけ便宜を図る安倍首相の“お友達ファースト”の姿勢が如実に表れています」(同)
★飲食の手配もお友達の業者
もともと「桜を見る会」は、1952年に吉田茂首相の主催で始まり、ほぼ毎年開催されている。2000年代は出席者8000人ほどで推移していたが、第2次安倍政権以降、規模が拡大の一途を辿ったという。
「今日は、山口県からたくさんの人が来てくださっているわね〜。10メートル歩いたら山口県の人に出会うわよ!」
山口県周南市の藤井律子市長は、’18年の桜を見る会に出席した際、片山さつき前地方創生担当相から、このように声をかけられたとブログで自慢していた。
「安倍政権が長期化したことでコネが横行し、招待者も固定層に加えて新規組が増えに増えている。自民の国会議員はヒラで4人、閣僚クラスで数十人の枠があるというのが定説で、首相であれば際限がないはずだ。上京の費用と時間に余裕がある地方の有権者たちは、周囲に『安倍首相から招待された』と自慢できるし、有名人にも近づけるとあってホイホイ参加するのです。国会議員も、そのアテンドをすることでメンツが立つし、懐を痛めずに次回の選挙の得票につながる構図です」(永田町関係者)
ホテルニューオータニで開かれた安倍首相の後援会向けの「前夜祭」の会費が破格の5000円だったことも判明し、差額を安倍首相サイドが埋め合わせした疑惑まで浮上している。
「野党の調査では、ニューオータニのパーティーは最低でも1人当たり1万1000円ということです。現在、ニューオータニには『安倍首相のように会費5000円で忘年会を開かせてくれ』といった嫌味まじりの電話が殺到しているそうです」(社会部記者)
この「前夜祭」に比べて、「当日の料理や酒はショボイもんだ」と苦笑するのは、毎年参加しているという60代の男性だ。
「樽酒が数個用意されているだけで、ビールは出ない。つまみ類は100円ショップに置いてあるような安っぽい菓子ばかり。