着物の柄から絵師・鈴木春信の代表作「風俗四季哥仙」を読み解く!春信の魅力 その4【後編】 (4/5ページ)

Japaaan

風俗四季哥仙_弥生(部分)

風俗四季哥仙_弥生(部分)

世話役の女性が、良家の子女と思われる少女に“和歌が詠めなかったら、あの盃のお神酒を飲まなければ”と声をかけている。

良家の子女である少女は“そんなお酒を飲むなんて嫌だわ”とでも言っている様子です。もしかするとこの少女は“曲水の宴”に出席するのは初めてなのかもしれません。

奥にいる子供は、この二人の女性の成り行きを興味ありげに眺めているようにも見えます。

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