お餅が喉に詰まったら結局どうすればいいの? #もやもや解決ゼミ (2/5ページ)
それだけ身近な事故の「お餅による呼吸困難」ですが、実際にあなたの目の前で人がお餅を喉に詰まらせたらどうすればいいのでしょうか?
救急救命医のご経験を持つ『MYメディカルクリニック』の笹倉渉院長先生(医師)に教えてもらいました!
※⇒参照・データ引用元:『消費者庁』「御注意ください、高齢者の窒息事故!」
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_009/pdf/caution_009_181226_0001.pdf
お餅での窒息は、現場での迅速な対応がカギ
誤って何か異物を気道に飲み込んでしまい、これが気道をふさいで呼吸困難になる。これを「気道異物(による窒息)」といいますが、日本では気道異物による窒息で亡くなる人は1月が一番多く、つまりお餅を喉に詰まらせる人が多いのです。
私は救急救命医の経験があるので実際にお餅を喉に詰まらせた患者さんにも対応したことがありますが、医師として一番早く確実な処置は「直視下でマギール鉗子(かんし)を使って取り除く」ことです。
気道をふさがれると呼吸ができず、5-8分で低酸素状態に陥り、脳に酸素がいかなくなるとたとえ心臓が動いていても脳死状態になってしまいます。