【宇宙ビジネスアイデアコンテスト S-Booster 2019】 開催レポートVol.1 ~日本国内・アジア各国から優れたアイデアが集結~ (7/12ページ)
プレゼンテーションではまず、災害時の衛星写真画像(リモート・センシングデータ)と地上の写真をあわせて提示し、リモート・センシングデータから地上の状況を想像するには、専門家の知見が必要であり技術的な壁も存在すると課題を解説。今回提案する「RS:AR」は、クラウドサービスとして提供され、AR(Augmented Reality、拡張現実)技術を使って、災害状況や実在の地物を地図上に3Dで表示することで、専門家でなくとも状況を容易に把握できるシステムと説明しました。このシステムの強みは、「時間やコストを削減し、すぐ人命救助につながる行動に移せるような情報を提示する」点であるとアピールしました。
質疑応答では、没入感のある3Dデータを提供できる点やFEM(有限要素法)を活用したオリジナルのARエンジンにより、迅速に地図上に正確にオブジェクトを配置できるなどのシステムの特長や、東北大学の防災研究者との討議を通じ、防災関係者などのユーザーに使いやすいデータの提示方法を心がけている点を強調しました。