114歳の女性から採取された細胞の年齢を完全リセットすることに成功(米研究) (2/4ページ)

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 そして、こうした超高齢者の研究からは、彼らはただ老化が遅いだけではなく、アルツハイマー病やパーキンソン病といった、老化に関係する病気に対してもやたらと強いことが判明している。

 このことは、超高齢者の長寿の秘訣が、健康的なライフスタイルだけの問題ではないらしいことを示唆しているが、彼らの老化が遅く、病気にも強い理由は今のところ不明だ。

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Pixabay

・114歳の女性でiPS細胞の作成に成功

 今回、AgeX Therapeutics社(アメリカ)をはじめとする研究グループは、114歳の女性、43歳の健康な人物、急速に老化が進む遺伝子疾患を持つ8歳の子供から「リンパ芽球」を採取して、そこからiPS細胞を作れるかどうか試してみた。

 すると驚いたことに、114歳の女性の細胞は、ほかの被験者と同じくらい簡単にiPS細胞に変化したのだそうだ。

 さらにiPS細胞を「間充織幹細胞」に変化させることにも成功。これは骨・軟骨・筋肉・脂肪といった細胞に分化して、人体の構造組織を維持・修復してくれる細胞だ。

 今回の研究によって、現時点における人間の寿命ギリギリの人たちの細胞でもiPS細胞を作れることが明らかになった。これまで大きな謎とされていたiPS細胞を作れる年齢の上限は、事実上ないと言って差し支えがなさそうだ。
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