114歳の女性から採取された細胞の年齢を完全リセットすることに成功(米研究) (1/4ページ)
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アメリカの研究グループが、114歳の女性から採取した細胞を再プログラムして、「iPS細胞」に変化させることに成功した。驚いたことにその細胞の年齢は0歳に若返ってしまったという。
「長寿と病気への抵抗力に関する基本メカニズム」の理解へ向けた重要な一歩であるそうだ。
・iPS細胞を作れる年齢に上限はあるのか?
iPS細胞(人工多能性幹細胞)とは、大人の細胞を遺伝的にプログラムし直すことで、この世に誕生したばかりの胚に含まれる細胞――すなわち「胚性幹細胞(ES細胞)」と同じような状態に変化させたものだ。
この状態からは、神経細胞だろうと血液細胞だろうと、理論上は体の中に存在するありとあらゆる種類の細胞に変化することができる。
だが、これまでのところ、はたして何歳までの人なら、その細胞からiPS細胞を作ることができるのかよく分からなかった。これを作ることができる年齢の上限の有無は、科学者にとって大きな謎であったのだ。
これについて、年齢を重ねすぎた人の細胞を再プログラムすることはできないという学説もあった。
しかし最近になって、100歳以上の高齢者からiPS細胞を作り出すことに成功したという研究が発表され、もしかしたら思った以上に年齢の上限は高いかもしれないことが示唆されていた。

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・老化が遅く、遺伝子疾患にも強い超高齢者
100歳以上の高齢者で成功したのなら、それを超える110歳以上の超高齢者ではどうなのだろうか?
現在、110歳以上であることがきちんと確認されている人たちは、世界にわずか28名しか存在しない。