危機的なパンデミックの中で、自宅の中で生産的な活動を行っていた5人の偉人 (3/3ページ)
・4. トマス・ナッシュ

ウィリアム・シェークスピアと同時代のエリザベス朝時代に有名になった劇作家。1592年に腺ペストがロンドンを襲ったとき、ナッシュは感染を避けて、田舎のほうへ逃げた。この時期に、パンデミックの中を生きた自分の経験を綴った『夏の遺言状』を書いた。
さらば、地上の至福よ、
この世界は不確実なものになってしまった。
淫らなほど喜びに満ちた生活が気に入っていたのに、
死の前にあっては、それらすべてがつまらないものにすぎないことが
はっきりした。
病のあまりに急な広まりからは、なにものも逃れられない。
わたしは病気だ、いずれ死ぬに違いない。
神よ、どうかお慈悲を。
・5. ジョバンニ・ボッカチオ

フィレンツェの作家で詩人のジョバンニ・ボッカチオは、腺ペストの影響をもろに受けた。1348年、この疫病がフィレンツェを襲い、ボッカチオの父親と継母が死んだ。
町を逃げ出し、トスカーナの田舎に身を潜めて、ボッカチオは生き延びた。この間、病を避けて別荘に引きこもった友人グループが互いに披露しあった話をまとめた『デカメロン』を執筆した。
References:People Who Were Productive in Quarantine | Mental Floss/ written by konohazuku / edited by parumo