緊急事態宣言により緊張が高まる中、不安症をかかえる人々が不安を乗り越えるための専門家のアドバイス (5/6ページ)

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全般性不安障害の人は、それについて悩み、心理的に痛みを伴う一方で、心配をやめないことを自身の防衛線としているところがあります。

ですが、広場恐怖症の人は、散歩が許されているのなら近場でいいから定期的に外に出てみましょう。社交不安障害の人は、ビデオチャットなどで友人や家族に連絡してみましょう。

小さなことでいいから、自分の殻にこもらず、勇気をもって自身を押し出し、安全な方法を見つけることが大切です。

また、専門家や政府指導者らが感染防止のため、恐怖を増大させるような警告を促していますが、「自分は十分にやっている」と思うことが大事です。

それらの警告は、楽観的な見方が過度に達し、「自分だけは大丈夫」と現状を真剣に受け止めていない人のためと思いましょう。

あなたは、これまでに何度も十分過ぎるほど手を洗っています。今以上の不安を引き起こさないように、20秒と言われている手洗いを20秒以上しないようにすればいいだけです。

不安症の人々は、この状況のために前々から「もしも...」と題して一生かけて準備してきました。だから今よくやっています。それを自分で認めましょう。

また、恐怖に数回直面することで、それが経験となります。物事が思うほど悪くないことを知り、恐怖を克服することが可能になります。
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