実は心眼の使い手だった!?新選組の独眼竜「平山五郎」の生涯【六】 (2/6ページ)

Japaaan

五郎「新選組だ!小悪党ども、神妙に致せ!

蟻通「よく言うぜ……お前だって五十歩百歩じゃねぇか(笑)」

永倉「こら、真面目にやれっ(苦笑)」

抜刀して敢然と斬り込んだ五郎ですが、強盗は火縄銃を持っており、被弾してしまいます。

火縄銃で抵抗する強盗(イメージ)。

「痛ぇ……この野郎っ!」

それでも五郎は銃弾の痛みに怯むことなく強盗を斬り捨て、残った者たちも次々と捕らえられていきました。

「どうだ……芹沢先生の腰巾着みてぇに言うヤツもいるが、俺だって一端の腕なんだよ!」

かくして任務は無事に果たせたものの、この時の負傷が因で剣術に支障が出るようになってしまい、後に命取りとなるのでした。

遊女にフラれた芹沢の腹いせで、遊女たちの髪を切り捨てる

その後も試衛館派と対立しながらも京都の市中見回りに励んでいた五郎ですが、文久三1863年9月のある晩、えらく不機嫌な芹沢鴨が帰って来ました。

「芹沢先生!」

「……おいお前ら、今から俺について来い!」

「は、はい」

その場にいた五郎はもちろん、気圧された土方・永倉・斎藤も否応なしに連れて行かれ、遊郭・吉田屋に殴り込みをかけました。

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