モンゴルに自由と統一を!日本人と共に民族独立を目指したバボージャブ将軍の戦い【四】 (5/5ページ)

Japaaan

大モンゴル国皇帝・ボグド=ハーン。Wikipediaより。

チンギス=ハーンの直系子孫に当たる活仏(チベット仏教の宗教指導者)ジェプツンダンパ・ホトクト8世(本名ガワンロサン・チューキニマ・テンジンワンチュク)が「大モンゴル国(1911年~1924年)」を建国。ボグド=ハーン(聖なる皇帝)に即位しました。

「ついに……ついに、大ハーンが復活した!モンゴル人のモンゴルが取り戻された!」

17世紀、かつて北元(14世紀に明王朝から中原を逐われた元が、北モンゴルに存続していた王朝)が女真族(後金⇒清国)に降伏してから270余年の歳月を耐え忍んだモンゴル民族が、ついに国家を取り戻した……その喜びは、筆舌に尽くし難いものでしょう。

「Хүрээ(ウレー。万歳)!」

全モンゴルが歓喜に泣いた……そう評しても過言ではない熱狂の中、バボージャブは巡警局長を辞職。家族と集められるだけの兵を集めて大モンゴル国の首都フレー(現:モンゴル国ウランバートル)を目指したのでした。

【続く】

※参考文献:
楊海英『チベットに舞う日本刀 モンゴル騎兵の現代史』文藝春秋、2014年11月
波多野勝『満蒙独立運動』PHP研究所、2001年2月
渡辺竜策『馬賊-日中戦争史の側面』中央公論新社、1964年4月

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

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