プロ格闘技団体最長の歴史を誇るシュートボクシングが決めた“覚悟” (2/7ページ)

日刊大衆

「緒形(健一・興行を運営する株式会社シーザーインターナショナル代表。SBを代表する選手でもあった)が、当初から『イベントを再開できるのはヘタすると9月ぐらいになるかも』という予測を立てていました。スポンサーやコミッションなど、政府関連ともつながりのある方々のお話をうかがった上で、『これは長引くぞ』と。なので4月大会はまず無理として、4月中に騒動が終息しなければ早くても9月ぐらいまでイベント開催は難しいだろうと話していました。幸いスポンサーさんにもご理解のある方が多く、『どうしてやらないんだ?』というよりも『今は無理にやるよりリスクヘッジを考えたほうがいいのでは?』と気を使ってくださいました」

 安全と感染拡大防止を優先すれば、中止が一番であることは間違いない。だがそれは、興行会社としての収入が絶たれることも意味する。そのリスクについてはどう考えたのだろうか。

「もちろん会社はもとよりジムも含めて収入がなくなるのにランニングコストはかかるわけで、マイナスしか生まないこの状況をどうしようかというのはありましたが、それよりも観客の皆さんやジム会員さんの安全を第一に感染拡大を防止して、終息を待とうという協会の方針を早めに決めて、緒形が中心となってそのためのお金のやりくりをどうするかについて先回りして準備に努めました」

 早い段階で基本方針を固めたことが、そのためのリスクを乗り越える対策の時間につながった。やはり先手先手の方策が功を奏したのだ。しかし、そのために試合の機会がなくなった選手たちはどのような反応だったのだろうか。

「3月の大阪大会や4月の後楽園ホール大会ではタイトルマッチが決まっていたりしたので、選手たちはやはり大きなショックを受けていましたね。今ウチのエースの海人にしても、2月の試合で悔しい思いをしたままだから、試合をしたくてしょうがないはずですし。加盟ジムには『選手がショックを受けると思うので、モチベーションを保てるように各ジムでケアをお願いします』というメッセージを各代表に送信しました。こんな状況なので、ある程度しょうがないと覚悟はしていたでしょうが、どうしても練習に身が入らないのは間違いないですよね。

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