長谷川博己『麒麟がくる』撮影中止も… もう一度見たい「NHK大河ドラマ」 (3/6ページ)

日刊大衆

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 8位の第14作『風と雲と虹と』(76年/同24.0%)の主役・平将門も加藤剛が演じた。これまで将門は「祟る怨霊」「天皇に謀叛した不届き者」という印象があったが、海音寺潮五郎の小説を原作にする本作で、その印象が覆った。「確かに将門は関東で新皇を名乗り、地方の役所を襲い、国印を奪っています。結果だけ見れば叛乱ですが、地方の豪族に担がれて謀叛人になった悲劇のヒーローとも言えます」(跡部氏)

 そして、今も語り草なのがラストシーンだ。合戦の最中、急に風向きが変わり、藤原秀郷が渾身の力で放った矢が将門のこめかみに突き刺さる。血が滴り、将門は落馬して絶命するのだ。

■『功名が辻』は舘ひろしが織田信長役

 7位の第45作『功名が辻』(06年/同20.9%)を推薦するのは、芸能レポーターの城下尊之氏だ。司馬遼太郎の同名小説を原作に、夫を土佐24万石の大名にした山内一豊の妻・千代(仲間由紀恵)の物語である。

「友人の舘ひろし織田信長役で起用され、それが最初で最後の大河出演だったので、彼の大河だったと勘違いしていました、ハハハ。彼いわく、言い回しや演技は全部、自分流でやった自負があるというんです。“そうじゃない、オレは尾張の人間(名古屋出身)だから、よく分かる、尾張はこうだよ”とね。

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