歌舞伎町に「ヤクザ100人」大集結!「スカウト狩り」の全真相 (2/3ページ)

Asagei Biz

Kというコワモテの双子の兄弟がトップで、ひと言でいえば『行儀の悪い』スカウトを多数抱えて、トラブルが絶えない連中でした」

 スカウトを無視する女性に対して悪態をついたり、対立する別のスカウト会社とのケンカ沙汰は日常茶飯事だったという。さらに、キャバクラや風俗店に未成年のキャストを送り込むことも少なくなく、それで店が潰れる事態すらあったというのだ。

 こうしたグレーゾーンの集団はトラブル解決のため、いわゆる『ケツ持ち』としてヤクザと密な関係を築いている。戦慄の「スカウト狩り」を決行したのは、まさしくその、ケツ持ちのヤクザだったのだ。

 Nのケツ持ちは、関東でも最大規模を誇る広域団体の傘下組織「A」だった。協力関係にあったはずの両者が決裂した理由だが、

「コロナ自粛期間中、Nが別のスカウト会社から現場スカウトの引き抜きを行ったんです。これはご法度の行為。スカウト会社の収入は、店にあてがった女性キャストの収入の一部を還元させる、いわゆる『スカウトバック』。さらに言えば、女性キャストは個人事業主なのでコロナの休業補償の給付金が申請でき、スカウト会社側は女性に指示してその金を吸い上げる計画などもあったようです。しかしイケイケで勢いのあるNはおかまいなしに引き抜きを行った。引き抜かれた側の経済損失は多大です。これまでのトラブルも相まって、引き抜かれた会社のケツ持ち組織Bが『もう勘弁ならん』と乗り出してきたのです」(ライター)

 Bの母体もAと同じ組織だったため、三者は6月に入り話し合いの席を設けたのだが、その最中に事件が勃発する。

「ケジメを要求するB、とりなそうとするAに対し、Nの連中が逆ギレし、その場で乱闘が始まったのです。それぞれが応援を呼んで、数十人規模での大乱闘に発展。一説によると、そこでNの上層部がAの人間を金属バットで殴打したとも聞きました。結果、Nはその場から逃げたのですが、堪忍袋の緒が切れたAとBが組員を総動員して『スカウト狩り』に打って出たのです」(ライター)

 本稿執筆時点の6月12日現在、歌舞伎町の路上にスカウトの姿はなかった。

「関係ないスカウトも、さすがに怖がって出てきていない。

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