歌舞伎町に「ヤクザ100人」大集結!「スカウト狩り」の全真相 (1/3ページ)

Asagei Biz

※画像はイメージです
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 東京都の休業要請が緩和されていく段階で起こった、不測の事態だった。東洋一の繁華街、新宿・歌舞伎町で、「闇の住人」同士による、きわめて深刻な暴力事件が発生していたのだ。

「おいコラ、コラァッ!」

 ドスの効いた声が威嚇する方向にスマホのカメラが向けられると、体格のいい4、5人の男が、1人の男性を取り囲んでいた。すでに小突き回されていたのだろう、どうにかして逃れようと体をよじるが、その刹那、「バチィッ!」という大きな音とともに、男性の左側頭部に拳が命中。そしてすぐさま、反対側にいた別の男から右肩付近にさらなる一撃が。被害男性は顔を伏せ、よろけるようにカメラからフレームアウトしていった。

 これは6月に入った最初の週末に、アウトローたちの間で一気に拡散した動画である。歌舞伎町のアンダーグラウンドに詳しいライターが解説する。

「事件が起きたのは6日の金曜日から、翌土曜日にかけての深夜帯のことでした。あるヤクザ組織の組員たちが歌舞伎町に大挙押しかけ、路上で女性に声がけするスカウトの男たちを襲撃したのです。ヤクザ側は少なく見積もっても100人ぐらいはいた。歌舞伎町近辺だけでなく、JR新宿駅の周辺や、西新宿あたりにも繰り出し、20人から30人くらいで通りを闊歩して、スカウトを見つけては取り囲んで暴力を振るう。その瞬間を押さえた別の動画もあります」

 暴行の瞬間を目撃した歌舞伎町の飲食店経営者が証言する。

「不良(※組員本人や、近しい一般人がヤクザのことを総称して呼ぶ言い方)の人たちは、スカウトらしき路上の男性に片っ端から『お前、Nか?』と声をかけていました」

 いわく、「N」とは歌舞伎町でも最大規模の「スカウト会社」だという。ヒートアップしたヤクザ側が、問答無用で関係のないホストらを殴ってしまうケースまであった。いったいNとはどんな組織で、ヤクザとの間でいかなるイザコザがあったのか。先の飲食店経営者が続ける。

「Nは10年ほど前から勢力を伸ばしてきたスカウト会社で、登録人数でいえば700~800人は下らない、最も勢いのあるスカウト集団です。

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