QR Translatorを使って情報のバリアフリー化を実現した医薬品パッケージが発売 (1/6ページ)
視覚障害者や外国人に読むことが難しい医薬品等の説明情報について、パッケージ表面のQRコードをスマートフォンで読取るだけで、その端末の設定に応じた言語で説明書を音声化して読み上げる仕組みが実用化されました。Accessible Code(アクセシブルコード)と名付けられたこのQRコードは、全盲の人でも読取り可能であることが多くの実験によって裏付けられ、しかも外国語端末を使用している場合は、自動的にその設定言語に応じて音声化されます。今回、すべての業界の先駆けとして、シオノギヘルスケア株式会社から発売される新セデス錠などOTC医薬品でこの規格が採用され、情報のバリアフリー化を実現する商品包装のマイルストーンとなりました。
多言語表示サービス「QR Translator」の開発・運営事業を手がける株式会社PIJIN(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高岡 謙二)は、QR Translator を活用して開発された Accessible Code(アクセシブルコード)が、医薬品のパッケージで採用されたことを発表しました。視覚障害者や外国人に読むことが難しい医薬品等の説明情報について、パッケージ表面のQR コードをスマートフォンで読取るだけで、その端末の設定に応じた言語で説明書を音声化して読み上げる仕組みが実用化されました。
【内容】
WHOの統計では、視覚障害を持つ人は世界人口全体の約4%にあたる2億9千万人。そのうち、点字を読める視覚障害者の割合は全体のおおよそ10人に1人と言われています。また、医薬品等の説明文を点字で表現するには充分なスペースと加工を必要とし、ニーズはあってもコスト面等を考慮するとその実現は困難でした。(それでも、必要とされている方々がいるので、点字そのものの存在は不可欠です。)
そして、視覚等の障害における世界共通の課題のひとつが、健常者と比較して取得できる情報量が少なくなってしまう事です。(特に視覚障害は印刷物からの情報取得が困難)この問題を解決する為には、障害者自身が情報を得やすくする為の工夫と共に、情報を出す側が、障害者に受取りやすい情報を簡易に発信できるようにする工夫が必要となります。