力道山、アントニオ猪木、ファイティング原田…格闘技レジェンド「魂の名言」 (3/5ページ)

日刊大衆

「(運勢学で)オレの守護神はサルだというんで、ガウンの裏には必ずサルの絵を描いてある」

 BI砲後のマット界の旗手、前田日明(当時37歳)は、96年4月15日号『パンチ佐藤の対談お願いシマッすっ!!』に登場し、驚きの酒量を明かした。「ウイスキー2本あけて、ワイン1本やってから、日本酒って感じかな」

 その酒量には、パンチも「え、マジすか?」と愕然。さらに前田は、若き日のヤンチャ武勇伝も明かす。「朝8時まで六本木で飲んでて、(六本木にあった)防衛庁の前まで競争してみたり」 アキラ兄さんの日常が垣間見える対談だった。

■大相撲元横綱はプロレス入りして

 引退後、借金問題で角界を追われた元横綱・輪島大士は、38歳で全日本プロレス入り。米国修行を経てデビューを目指していた時期に、師匠・馬場と対談していた(86年5月5日号)。輪島は自らの借金について、あっけらかんと語る。「ちゃんこ屋が潰れたときに19億ぐらい、自分の借金が4億ぐらいあるらしいんだが、オレ自身はハッキリ分からんのですよ。あの頃は、やれ事業に一口乗れだ、いい儲け話があるだの、ほとんど聞いたことがないような人間まで、オレの名前を使ってましたから」

 馬場が「元横綱に相応の待遇」を告げると、本音が。「助かったあ。内心、気が気じゃなかったんですよ。これでデカイ顔して銀座にも乗り込めますよ」

 輪島に続き、のちにプロレス入りする元横綱の北尾光司(双羽黒)は“スポーツ冒険家”と名乗っていた24歳時、本誌に初登場(88年7月4号)。ここで、大相撲廃業の理由を語った。「たまたま、親方と親子ゲンカが発覚しちゃって、それを部屋では長男にあたるボクが責任とって家出したっていう解釈してくれれば。(中略)もういいんですよ。相撲界での王様気分も味わわせてもらったしね」

 知られざる横綱の“夜の一番”については「ガールフレンドは絶えず4~5人」と告白。横綱がいかにモテるかを力説した(89年5月15号)。「ホテルなんかにいると、ドアがノックされるわけ。開けてやると、3人くらい女のコがならんでるの」

 その3人を“同時ごっつぁん”するのか否かについては、答えを濁している。

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