日本文化をテーマにいかに馬鹿馬鹿しいことをするか。小学館“三大奇人”の一人が仕掛けるウェブメディア戦略 (3/9ページ)

新刊JP

「プロ野球開幕!今年も「神整備」で選手とファンを魅了する阪神園芸から目が離せない!」という見出しの記事を読んだときは、スポーツ系のサイトなのかな?と思ってしまいました。

高木:「阪神園芸」も行き着く先は日本文化なんですよ。実は日本文化ってすそ野が広くて、入り口がたくさんあります。ただ、どこから入っても行き着く先は同じなんですよね。富士山の登山口のようなものと考えてもらえると分かりやすいかもしれません。富士山には複数の登山口がありますが、たどり着く頂上は一つですから。

「日本文化の入り口マガジン」というキャッチコピーなので、たくさんの入り口を提示したいと思っています。「阪神園芸」も入り口の一つですね。おそらくこういう記事は雑誌の『和樂』ではできないと思います。ウェブならでは記事です。

――読まれる記事の傾向、これまで最もヒットした記事について教えてください。

高木:うちは変な記事がヒットする傾向があります。まあ、変な記事ばかりが載っているということでもあるんですけど(笑)。ライターは70人くらいいて、毎週書きたいテーマを見出しとともにあげてきて、僕がジャッジをするんですけど、やっぱり尖った見出しの記事が多くなりますね。

これまでで一番ヒットしたのは、「麻酔なしの帝王切開?産後7日間眠ってはいけない?壮絶な出産の歴史から見えた「母は強し」の姿」という記事です。これは当時出産したばかりのライターが執筆していて、実感をもって書くので文章の強さがまるで違うんですよ。そういうところが受け入れられたのかなと思います。

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