日本文化をテーマにいかに馬鹿馬鹿しいことをするか。小学館“三大奇人”の一人が仕掛けるウェブメディア戦略 (8/9ページ)

新刊JP

――高木さんのそのブレなさが、「和樂web」の醸し出す他のウェブメディアにはない雰囲気につながっているのだと思います。

高木:他部署の人からは「小学館三大奇人の一人」と言われているらしいですけど(笑)、よくそんな奇人に新入社員研修の講師をお願いしますよね。

――これからの「和樂web」含めてのメディアの広げ方について、構想はありますか?

高木:ウェブメディアをやってきて、逆に紙でしかできないことが見えてきました。ウェブメディアならではの出版物の可能性があると思っていて、それを企画しています。

――それはどういうものですか?

高木:ウェブを駆使するという出版物というべきでしょうか。
紙の出版物を売るためにウェブやSNSを使うのではなく、SNSを含むさまざまなプラットフォームの一つに紙があると考えて、それぞれを組み合わせて出版物を構成することができると考えています。

例えば画集にQRコードを仕込んでおいて、音声コンテンツと合わせて読めるといったものとか、その雑誌を読んでいる時のBGMまで編集者が選んで音楽配信サービスにアクセスするとそれが聴けるとか。
紙とウェブを分けるのではなく、一緒にして考えていく。それがこれからのメディアなのではないかと思っています。

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