日本文化をテーマにいかに馬鹿馬鹿しいことをするか。小学館“三大奇人”の一人が仕掛けるウェブメディア戦略 (4/9ページ)
――経験を踏まえて記事を書くと、オリジナリティが出ますよね。
高木:そうなんですよね。だから、必ず自分自身の経験を書いてほしいと言っています。「ですます」「である」の統一はしていないし、表記ゆれも気にしません。とにかくその人の個性が出る文章を書いてほしいです。ライターの中にはそこに戸惑われる方もいますが、「和樂web」の編集方針に合わせてもらっています。
■「日本文化をテーマに馬鹿馬鹿しい話をするのが僕の役割」――noteのフォロワー17000人以上、SNSにも積極的に乗り出していますが、こうしたSNSは高木さんが「和樂web」担当になってからすぐに着手したんですか?
高木:いえ。むしろ最初はどうしていいのか分からなかったです。普通のウェブメディアって、新しいSNSが出てきたらナチュラルに使い始めたりするじゃないですか。
――確かに、「とりあえずやってみよう!」という感じになりますよね。
高木:ただ、僕の場合はそれができなくて、プラットフォーム一つ一つの役割を定義していったんですよ。「Twitterとは何のためにあるのか」「noteとは何のためにあるのか」みたいに。そうすると、告知的に同じ情報を同時に別のプラットフォームで出していても、あまり幅が広がらないということが分かってきたんです。
――おっしゃる通り、SNSのアカウントをつくっても、記事の告知機能にしか使っていないということは多いです。
高木:そうなんだと思います。
