日本文化をテーマにいかに馬鹿馬鹿しいことをするか。小学館“三大奇人”の一人が仕掛けるウェブメディア戦略 (5/9ページ)
ただ、それでは意味がない。むしろ、異なるプラットフォームの使い方をしっかり定義づけて、組み合わせて使うことによって、メディアの幅が広がるのではないかと思ったんです。
例えば先日、和樂web編集部のnoteに小学館の新入社員研修の資料をアップしたんですよ。
――読みました。「なぜ新入社員研修の資料がここに?」と思いつつ。しかも、固定記事にしていますよね。
高木:はい、固定にしています。この新入社員研修資料は、僕なりのnoteの新しい使い方の提案なんですよね。まず、研修資料をnoteで作って、研修が始まる前にオンラインに公開し、この資料をもとにしてzoomで和樂主催のオンラインスナック(オンライントークイベント)を開きました。さらにそこでの反応を加えて、実際に新入社員研修に臨んだわけです。
これはnoteとzoomの組み合わせに、小学館の新入社員研修というリアルイベントを組み合わせた形です。
他にも、今はTikTokとTwitterの組み合わせで何かできないかと考えています。その組み合わせのパターンをいかに多く持てるかが、この時代のウェブメディアの鍵になるんじゃないかなと思っています。
――なるほど。組み合わせのパターンを増やす。
高木:そうすれば、コンテンツをよりインパクトのある形で届けることができるようになるはずです。
極端な話をすると、今の「和樂web」が自前のメインサイトを持つ必要を問い直しています。記事ならば、noteで発信できる。じゃあ、メインサイトにはどんな意味があるのだろう、と。そこを定義した上で改修を進めています。
――最近では音声コンテンツも始められましたよね。「audiobook.jp」では『和樂webの「日本文化はロックだぜ!ベイベ」』という日本文化のトピックを高木さんご自身が解説する番組を配信しています。
高木:音声にはもともと興味がありました。