体内でお酒が造られてしまう男性、娘の便を移植し無事回復(ベルギー) (3/4ページ)
実際、例の男性は抗生剤を服用していただけでなく、胃のバイパス手術も受けていたそうだ。
・便微生物移植にはリスクも
最近色々なところで耳にする便微生物移植だが、アメリカではこれを受けたことに起因する死亡事故も起きている。だが、その患者の場合、免疫機能が落ちていたうえに、移植する便の検査等も行われていなかったとのこと。
便微生物移植で用いる便中に薬剤耐性菌が含まれていると、便の移植を介して、生命にかかわる重篤な感染症を発症する可能性もある。
どんな治療法にもリスクはあるのだ。というわけで、移植する便中に薬剤耐性菌が含まれていないかどうか、スクリーニングや検査の実施を徹底しなければならない。なので、健康そうな人を見繕って自分勝手にやってはいけない。必ず医師の診断にしたがって行うよう一応念を押しておこう。