体内でお酒が造られてしまう男性、娘の便を移植し無事回復(ベルギー) (1/4ページ)
腸発酵症候群の男性が娘の便を移植して治癒/iStock
世の中にはお酒を飲まなくても、酔っ払ってしまう人が稀にいる。この不思議な症状は、「腸発酵症候群」、あるいは「自動醸造症候群」と呼ばれており、お腹の中で勝手にアルコールが作られてしまい、そのせいで酔っ払ってしまうのだ。
腸発酵症候群になると日常的に酔っ払うことになるので、生活に大きな支障をきたすようになる。ある男性もこの病に悩んでいた。
そこで娘から便をもらい、その中にいる糞便微生物を小腸の中に移植した。すると症状は治まり、34ヶ月経過後も、快適な日常を過ごしているという。
・腸発酵症候群の男性、娘の便を移植
47歳の男性は、抗生剤を服用後、お酒を飲んだわけでもないのに、不意に酔いが回ってくるようになった。「腸発酵症候群」を発症したのだ。そして、ついに警察の検問で酒気帯び運転とみなされてしまい、運転免許を失う羽目に。
そんな彼を救ったのが便の移植であったと、『Annals of Internal Medicine』(8月18日付)に報告されている。
彼は22歳の娘から便をもらい、その中にいる糞便微生物を小腸の中に移植。なんということでしょう。すっかり酔っ払うことはなくなり、34ヶ月経過後も、症状がないまま過ごすことができているそうだ。