玉木宏と川口春奈主演『極主夫道』を襲う「原作至上主義」魔の声 (4/5ページ)
たとえば、原作:真倉翔・作画:岡野剛による同タイトルの漫画が原作で、関ジャニ∞の丸山隆平が主演した14年のテレビドラマ『地獄先生ぬ〜べ〜』(日本テレビ系)は、原作で小学校が舞台だったのを高校に変更し、ひんしゅくを買ったことがある。
「『ぬ~べ~』は“キャラが高校生なのに言動が原作(小学生)から抜けてない”という声もありました。これはまだ真っ当な批判意見でしたが、07年の東野圭吾氏の小説が原作の『ガリレオ』(フジテレビ系)は、主人公・湯川(福山雅治)の相方を女性刑事の内海(柴咲コウ)に変更したことや、毎回大規模な科学実験を行う描写に難色を示すファンが多かったですね。描写的に盛り上がるし、分かりやすくて好評な演出ではあったんですが……」(制作会社関係者)
漫画や小説と実写は別。