玉木宏と川口春奈主演『極主夫道』を襲う「原作至上主義」魔の声 (5/5ページ)

日刊大衆

ビジュアルをそのまま原作に寄せた『銀魂』や18年の『今日から俺は!!』(日本テレビ系)は、再現度の高さを称賛する声のある一方で、「コスプレみたい」と難色を示す視聴者もいた。万人を満足させることは不可能と言っていい。

■今回は原作者と相談で決めた結果の変更

 今回の場合、原作の「新米夫婦2人の生活」「悪役のいない優しい世界観」という根本的な部分を改変したことで不評を買ってしまった『極主夫道』。

 しかしそれは、以前よりも家族で過ごすことが多くなった昨今、家族みんなで笑いながら観てほしいという制作サイドが原作サイドが相談して追加することになった、時世を反映した要素だという。

 作品を担当した中山喬詞プロデューサーは、

「原作サイドともご相談させていただき、ドラマでは龍と美久に子どもがいるストーリーを作らせていただくことにしました」

「原作の醍醐味の1つである夫婦のコミカルなやりとりはもちろん活かしつつ、娘の向日葵を含めた3人による一層パワーアップした家族のやりとりを楽しんでいただければと思います」

「連続ドラマだからこそ描ける龍一家という仁義溢れる“組”の成長を、皆さんも一緒に見届けていただけると幸いです」

 と、メディアにコメントを寄せている。

 ドラマはまだ第1話。この時点で評価を決めるのは、まだ早い。

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